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V2H(EV用パワコン)

電気自動車(EV)を「走る蓄電池」に。EVに電気をためて、家庭で使う。さらに進化したV2Hシステムをご紹介いたします。

電気はEV(電気自動車)に「ためる」時代に!

下がり行く固定買取価格やアフターFITの対策に!!

平成30年度の中国電力管内での10kw未満太陽光買取価格26円と、制度開始当初と比べ22円も値下がりし、今後も徐々に下がっていく見通しです。
また、2019年は固定買取価格48円のFIT(固定価格買取制度)が終了する年です。終了後は買取価格が大幅に下がり中国電力管内では、「7.15円/kwh」まで下がります。(通称:アフターFIT)
そこで、「売るくらいなら自分で消費した方が良い」「電気をためるなら電気自動車にためる方が良い」という事をご説明させていただきます。

自分で消費した方が良いけれど・・・

なぜ、自分で消費した方が良いかと言いますと単純に「電気を購入するよりも、自分で発電した電気を使用する方が安いから」です。昨今の電力料金の目安単価が約29円※1でアフターFITの7.15円と比較するとその差額は約22円。1か月の消費電力が約385kwh※2とし、仮にその全てが太陽光で賄えるとすると単純に月約8470円の節約になります。しかし、現実には太陽光発電は日光がパネルに当たっている時にしか発電しない為、発電した端から電気を使うことは非常に困難なことです。そこで、その電力供給が天候に大きく左右される太陽光発電を安定的に活用しつつ、先述よりもさらに節約できるのが次に説明する「SMART V2H」です!!
※1 29円の根拠は全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金の目安単価(平成26年4月28日)と再エネ賦課金2.95円/kwhにより算出。
※2 1か月の消費電力の根拠は経済産業省資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」世帯当たり電気使用量を参考

「V2H」が節約につながる仕組み

太陽光発電で発電した電気を有効活用するために、一旦、電気自動車へ電気をためます。ためた後にそこから電気を取り出して使えば7.15円の電気を使うことができます。しかし、それだけでは十分節約したとは言えません。そこで、
「家の電気代を節約する」という考えと、もう一つ「車の燃料代を節約する」という考えを取り入れます。
下の図はガソリン車と電気自動車の燃費・電費を比較した図です。

燃費・電費の比較図

※ガソリン単価は資源エネルギー庁2017/9/19発表全国平均値132円/Lを想定しています。
※燃料代は走行距離が1000km/月、通勤距離が往復で約30km程+日常生活での使用を想定し計算しています
※昼間電力は中国電力の電化Styleの昼間電力(夏季)32.08円/kwhを想定しています。
※夜間電力は中国電力の電化Styleの夜間電力14.6円/kwhを想定しています。

10年間の支出比較

支出項目
ガソリン
(普通車)
電気自動車
(日産リーフ)
比較差
合計
自動車税
\450,000
\273,000
-\177,000
アフターFITの場合
-\1,960,500
 
 
昼間電力をためる場合
-\1,707,540
 
 
夜間電力をためる場合
-\1,917,300
重量税
\123,000
\37,500
-\85,500
アフターFITの場合
燃料代(燃費10km/L)
\1,584,000
\132,000
-\1,452,000
昼間電力をためる場合
燃料代(燃費10km/L)
\384,960
-\1,199,040
夜間電力をためる場合
燃料代(燃費10km/L)
\175,200
-\1,408,800
車検費(法定費用分)
\542,400
\296,400
-\246,000

固定買取価格の比較

「電気をためて使う」というだけの観点であれば蓄電池も電気自動車も役割としての差はありませんが、FIT(固定価格買取制度)が絡んでくると大きな差が出てきます。それは、2019年度の10kw未満太陽光の買取価格は26円/で、これまで、蓄電池を設置してしまうと制度上の扱いが「ダブル発電」と呼ばれるものになり、買取り価格が下がっていましたが、2019年度からは、W発電も同額となりました。

日常生活での比較

日常生活で蓄電池にためた電気を最大限使おうと考えると中々不便な生活をする必要があります。蓄電池のシステムは「停電発生時に蓄電池から宅内へ電気を供給する」ということが基本となっています。その為、蓄電池の容量がいっぱいになったら一度、蓄電池のブレーカーを落として、蓄電池から配線されている限られた回路へ電気製品をつないで使用する必要があります。しかし、「V2H」では特別な操作をしなくても、家じゅうどこでも「太陽光で発電した電気」+「電気自動車にためた電気」+「電力会社から購入した電気」の3つを同時に使用することができます。例えば、電気自動車の充電がいっぱいになっても、ためきれなかった電気を自分で消費し、それでも使い切ることができなかった電気のみを電力会社へ売るなど柔軟に電力を活用することができます。

災害時での比較

停電時でも「蓄電池」と「SMART V2H」では大きな差があります。もちろんどちらも停電時には電気が使えるというのは共通ですが、使える範囲と使える設備に大きな差が出てきます。まず蓄電池は蓄電池から配線された限られた回路しか使うことができません。また、使用できる電圧も100V(宅内にある普通のコンセントや照明に使われる電気)の為、IHやエコキュートなどの200Vの製品が使用できなくなりますしかし、「SMART V2H」なら家じゅうのどこの部屋もコンセントが使え、どの部屋も照明が点き、キッチンではIHや食洗機も使え、お風呂では自動湯はりも可能。日常生活とまったく変わることなく生活ができます。もちろんどちらも蓄電池の容量と利用状況で使用時間に変動と限りはありますが、日常と変わらない生活ができるのは大きな魅力だと思います。

V2Hが良い理由

蓄電池ではダメなのか?

「電気を貯めて使えば十分節約になると思うし、わざわざ高い電気自動車と充電装置を買う必要があるの?蓄電池の方が安いし、ただ高いものを売りつけたいだけでしょ?」
V2Hのご説明をするとよくこのようなご指摘が上がります。確かに電気自動車+V2Hと蓄電池を比較されると蓄電池の方が圧倒的に安く見えます。しかし、以下の5つの観点から蓄電池よりも「V2H」の方がオススメであることをご説明します。

電池としての比較

一般的に広く流通している蓄電池のシステム容量はおおよそ8kwh前後で
1kwhあたり約20万円前後、つまり約160万円程で販売されています。
対して電気自動車は三菱i-MiEVで搭載電池量が16kwhで1kwhあたり約16万円程、約260万円程。日産リーフでは搭載電池量が40kwhで1kwhあたり約8万円程、約320万円程で販売されています。
容量あたりの単価としてみると電気自動車の方がkwh単価が安く手に入ります。

自動車としての比較

上の「燃費・電費の比較図」を見て頂いて電気自動車がいかに電費が良いかご理解頂けたかと思いますが、自動車としてみると他にもガソリン車と比較して良いところがあります。自動車税・重量税が安い、エコカー減税等税制面で優遇があることや、エンジンではなくモーターになる為、エンジンオイルやラジエーター液等の消耗品費が少なくなり維持費が安くなる等多くのメリットがあります。
デメリットとしては、ガソリン車と比べ一度の充電で走行できる距離が短い・充電できる場所が少ない・充電に時間がかかる。バッテリーの交換に費用がかかる(日産リーフで60~80万円前後)などが挙げられます。それでも日産リーフの場合だとバッテリー保証は8年間保証または走行距離160,000km保証詳しくは日産のホームページへがあることや、蓄電池のバッテリーも電気自動車のバッテリーも同じように劣化することを考えれば、先述の金額で購入できるのであれば圧倒的に安く40kwもある大容量バッテリーが手に入れることができます。

1. 電気代の節約

V2HとEV(電気自動車)を使って、かしこく暮らす

①電気代の安い時間帯に、電力会社から電気を買って、EVに電気をためておきます。
②電気代の高い時間帯には、EVにためた電気を使用することで、電気代を抑えます。
 ご家庭それぞれのライフスタイルに合わせて、V2Hの運転モードを選択することで、電気代をお得に抑えることができます。使い方の一例として、安い時間に電気を買ってためておき、高い時間にはためておいた電気を使用するというものがあります。ほかにも、太陽光発電の余剰電力をたくさん売電するモードもあります。

2.ガソリン代の節約

ガソリン代なし、電気自動車

 一般的な自動車はガソリンで走りますが、電気自動車は、電気で走ります。
ガソリン車の燃費【143.8円/10km】*1と比べて、電気自動車の電費は【17.24/10km】*2です。
電気自動車のほうが圧倒的にお得なのです。
 *1当社シミュレーション値。 ガソリン代:資源エネルギー庁2018年3月14日発表全国平均値(1Lあたり)
 *2中国電力電化Styleコース(ナイトタイム)14.60円/kWh、再生エネルギー賦課金  2.64円/kWh  より算出
 
 SMART V2Hは、屋根の上の太陽光発電設備で発電した[直流電流]、ご家庭で使用する[交流電流]、電気自動車で使う[直流電流]の変換を行いながら、太陽光で発電した電気を電気自動車にためたり、電気自動車にためた電気をご家庭で使用したり、電力会社から購入した電気を電気自動車に充電したり、毎日の暮らしをお得にサポートします。

3.停電や、災害時も、「いつも通りの生活」ができる

「自立運転モード」で、災害時も安心

 突然災害が発生し停電が起こっても、SMART V2Hなら、「自立運転」モードにより、EVにためてある電力を使って、普段と変わらない生活ができます。いつも使っている家庭内の通常コンセントで、停電していないかのような感覚で、いつもと同じ電化製品が、最大約6kVAまで使用できます。
 停電が長く続いても、屋根の上に太陽光発電装置があれば、電気を作り続け、EVを再充電し続けられるので、電気を自給自足しながら生活を続けることができます。

V2Hは選べる時代に!

V2Hの選択肢が増えました!

前年度まではV2Hと言えばニチコン一択という状況が続いていましたが、今年度補助金ではパナソニック・オムロン・長州産業・シャープなど選択肢が豊富になりました!
それに伴いV2H自体も大きく分けて2種類になりました。ここでは分かりやすく「単機能型」と「多機能型」と呼ばさせて頂きます。その他にも各社特徴がございますのでV2Hの選択にお悩みの方はぜひご参考にして頂ければと思います!

「単機能型」と「多機能型」の違いについて



「単機能型」と「多機能型」と2つに分けていますが、基本的な部分「電気自動車へ充放電する」「太陽光の余った電気で充電ができる」は同じになります。次の項目では今まで主流だったニチコンプレミアムモデル「VCG-666CN7」を基準に各メーカーの主な違いを簡単にご説明します。
「単機能型」
メリットは「多機能型」と比べ機能を絞っているので価格面では安いです。他にも既設太陽光をそのまま利用する事ができます。
しかし太陽光の発電した直流の電気を一度交流に変換し、V2Hを介して電気自動車に充電する際は交流を直流に変換して充電します。電気の流れが直流→交流→直流と変換する必要があり変換ロスが生じるため性能面では後述する「多機能型」と比べると劣ります。
主なメーカーとしてニチコン・オムロン・長州産業があります。

「多機能型」
太陽光も装置に組み込むため太陽光で発電した直流の電気をそのまま電気自動車へ充電できるので変換ロスが少なく太陽光の余剰活用には最も向いています。
また現段階ではお勧めできませんが将来的に蓄電池を組み込むことも可能です。太陽光を組み込んでいるため「単機能型」と比べシステム全体の機器スペースが少なく済みます。
機能が多いので「単機能型」と比べ価格面では高くなりますが太陽光パワコンの取替え+単機能型V2Hの導入と比べるとお得なケースもあります。
主なメーカーとしてパナソニック・長州産業・シャープがあります。

各V2Hメーカー 対応車種一覧

対応車種については各メーカーごとに案内がございます。電気自動車を既に持っている方、購入を検討されている方は以下のURLよりご確認いただけます。
※長州産業についてはオムロン・パナソニックのページをご確認下さい。





対応車種一覧に車両が無い場合はV2Hメーカー・自動車メーカーへご確認下さい。
くわしい内容については、是非、お問い合わせください。

V2Hのことなら補助金申請から施工までハマイにお任せください!

V2H施工・補助金申請のことならハマイへお任せください!広島県で2020年度から始まった補助金を活用し設置されたV2Hの約25%を当社が申請から販売施工までを行っています!
当社では補助金が始まる以前からV2Hの施工に取り組んでいます、お見積りの段階からV2Hの仕組みを熟知した専門の担当者がお伺いし施工まで行いますのでV2Hの導入をご検討の方は是非お問い合わせください!
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 快適な暮らしをサポートします。
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