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換気システム

快適空間と感染対策に換気システム提案

コロナ禍で、空気の質に対する関心が高まり、換気の重要性が見直されています。
換気とは、部屋の中の空気と、外の空気を入れ換えることで、部屋の空気中にある汚染物資
(人間に対して悪い物)を、部屋の中から外へ出したり、薄めたりすることです。
 
新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染の2種類があります。
 
【飛沫感染】
・新型コロナウイルス感染者による咳やくしゃみなどによって飛び散った飛沫(ウイルスを含んだ飛沫)を鼻や口から吸引し、感染することです。飛沫の飛距離は約2メートル程度と言われており、適度な加湿と換気をすることが推奨されています。
 
【接触感染】
・感染者の飛沫に手で接触し手洗いなどしないままの状態で目・鼻・口などの粘膜に触れると感染することで、感染者以外の方が触れる場所にはアルコール消毒等をする必要があります。
 
これらの問題にハマイは、お客様に最適な計画換気をご提案させていただきます。

【1】 換気の基礎知識

【1-1】換気とは?

室内の汚れた空気を室外の新鮮な空気に入れ替えること。

【1-2】汚染物質とは?

汚れた空気:二酸化炭素(CO 2 )、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物、ホルムアルデヒド、
ハウスダスト(花粉、垢、食品屑、ダニ、繊維屑、細菌、ウイルスなど)
二酸化炭素(CO 2 ):成人男子が静かに座っている時の人の呼気中のCO2濃度は1%で法令による「1人当たりの占有面積から求める方法」の必要換気量は20㎥/hです。
一酸化炭素:炭素が燃焼する際、酸素が不十分な環境で不完全燃焼を起こすと発生する気体。一酸化炭素はたばこの煙にも1%から3%ほど含まれています。ニコチン・タールとともにたばこから発生する有害物質の代表的なものとして「たばこの三害」などと呼ばれます。
窒素酸化物:自動車の排気ガスや石油ファンヒーター等の開放型暖房機器は、その燃焼過程において二酸化窒素等の汚染物質が発生しています。近年、住宅の高気密化が進んでいることから、十分な換気を行わず開放型暖房機器を使用した場合、呼吸器系疾患への健康影響が懸念されます。
ホルムアルデヒド:人の粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みやせきなど、シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質です。室内での主な発生源は「合板」ですが、最近では4つ星(健康被害対策品)を使用している場合が多いですが、安価なタンスや食器棚など木製家具に使用されているので注意が必要です。
ハウスダスト(花粉、垢、食品屑、ダニ、繊維屑、細菌、ウイルスなど):窓を開けるときれいな空気が入って来るとは限りません、近年PM2.5や花粉や自動車の排気ガス・粉塵等が、風向きによっては、黄砂も室内に入り込んで来ます。窓を開けずに清浄フィルターの付いた換気扇で空気の入れ替えをした方が良い場合もあります。

【1-3】なぜ換気が必要なのか?

◎2003年7月以降に建築された住宅は、法律に基づき定められた「必要換気量」を確保する換気扇が設置されています。必要換気量とは、「人が在室していることで生じる空気の汚れ」に対し「健康に過ごせる環境をつくるため」の換気量のことを指していますので、建物の大きさや場所等に応じて、必要換気量も異なります。その他にも、お部屋にこもった臭いや熱・湿気を取り除く為にもその住宅・部屋に合った性質を持つ「的確な換気扇を選択・設置されている」ことが重要です。

【1-4】新築住宅への換気設備は、義務付けられています。

【2】 換気の種類と効果

【2-1】換気方式

【2-2】計画換気

24時間換気:建築基準法の改正により、これからの住宅には、シックハウス対策の1つとして、これまでの各部屋単独の換気でなく、「計画的な換気」を取り入れる必要があります。つまり家全体を効率的に24時間(常時)換気することが重要となってきます。
小風量換気:大風量で換気すると、熱エネルギーまで排出してしまい非効率です。小風量だといつも新鮮な空気で冷暖房への影響も抑えられます。
換気経路の明確化:快適で健康的な生活をおくるためには、新鮮な空気が家全体に行きわたるよう、空気の入口・出口それぞれに換気設備をしっかり配置することが大切です。空気をどこから入れて、何処に出すかを計画して、より効果的な換気をしましょう。

【2-3】換気の効果

脱臭:室内空気を排出する事によって、室内の臭気濃度が低くなります。一般住宅の台所・トイレや、飲食店・スーパーなどの臭気が発生する場所では、換気により脱臭効果を上げています。
室温調整:夏の夜、換気扇で室内の熱気を排出し、涼しい外気を取り込めば、冷房運転を抑えることもできます。冬の暖房時期には、空気のかくはん(サーキュレーション効果により)、室内の温度を均一にし、暖房効果を一段と上げる事ができます。
除塵:空気中に浮遊するホコリを、換気の力で排出し、ホコリの少ない衛生的な空間を維持することができます。高性能な除塵フィルターを搭載したタイプの換気扇もあります。
酸素を供給:ガスコンロや石油ファンヒーターなどを使用した場合、室内の酸素がなくなり、酸欠による事故の発生を回避する為にも換気は重要です。
除湿:浴室など湿度の高い所では、天井や壁、浴槽等のいたみは予想以上に早いものです。換気により、いつも乾いた浴室にしておけば、見違えるほど長持ちすることでしょう。

【3】換気回数と必要換気量

【3-1】換気回数

(換気回数の計算式)必要換気量/部屋の容積(㎥)=換気回数
◎停電時には重要負荷分電盤に接続された機器のみが使用できて、太陽光発電で発電したうちの自立運転出力からの15A限定で蓄電池に蓄電されるのが一般的な機種です。
◎最近では、色々な商品が発売されて、大容量で200V機器が使えたり、停電時にも疑似電気をPVパワコンに送りPVパワコンを100%稼働可能な機種もあります。

【3-2】必要換気量

(必要換気量の計算式)毎時必要換気回数(回/h)×部屋の容積(㎥)=必要換気量

【3-3】換気扇の種類

◎換気扇のファンの形状によって風の量や、風の押出圧力が異なります。
大風量に適した「プロペラファン」・静圧(押出圧力)の強い「シロッコファン」・偏平な空気流を生み出すエアコンなどに使われる「ラインフローファン」などがあります。
◎実際に市販の換気扇の種類を紹介します。

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